シンプルライフ in London

好きなこと、ロンドンでのライフスタイル。

ロンドンでのお金の使い方

こんにちは。

 

ロンドンに来て1年がたつNanaです。

 

日本では東京に住んでいて、夫と同じ会社で働いていましたが

夫がロンドン駐在になったのをきっかけに退職してついてきました。

子供はおらず、私も今は契約社員としてフルタイムで働いています。

 

ロンドンにきて何が一番変わったな、と思うのがお金の使い方です。

 

日本にいたころは週1~2で飲み会、ひどいときは一ヶ月毎日飲み会なんで月も。

学生時代の友達や会社関係の人と、飲み始めるとだいたい二次会まで行って

終電を逃したり酔いすぎたらタクシーで帰ったり。

社会人になってから求めるレストランのレベルもどんどんあがり、一回の一次会で6000~7000円かかるのは普通の感覚になっていました。

月にいったいいくら使っていたのか怖くて計算できません。笑

(お酒については別途記事をあげようと思います。)

 

そんな日々から一転、ロンドンに来てからはまず友達があまりいないので飲み会へ行く機会がそもそもあまりありません。

日本の会社のような飲み会文化はこちらにはなく、たまーに会社の人と飲みに行っても一次会で終了です。そもそもロンドンのレストランはかなり早く、23時にはだいたい弊店してしまいます。

日本にいたころは旦那さんともしょちゅう焼肉に行ったりしていましたが、こちらにはおいしい日本食屋さんはあまりなく、あったとしてもものすごく高級でちょっと行く気になれません。

さらにここ一ヶ月に至っては、意識的に断酒をしています。

 

そんなわけで、月に二人で十万円以上使っていたであろう飲み会・外食代がほぼ浮いています。

それを、私たちは旅行やミュージカル・バレエ・クラシックコンサート観賞など経験へお金を使うようになりました。また外食の代わりに家でおいしい料理を作るようになりました。

 

充実感が、変わりました。

 

飲み会へ行っても結局同じメンバーのときには毎回同じような話をして、酔って話したことはほとんど覚えていない。むしろ人の羨ましい話を聞いて暗い気持ちになるなどマイナスなこともありました。

 

でも上にあげた旅行、観賞は記憶と心に残ります。自分で作ったおいしい料理が、外食よりも充実感をもたらしてくれることを知りました。

これらは自分の知らない世界を広げてくれて、もっと理解したいもっと深く知りたいと知識欲をかきたててくれます。

また「最近コンサートにはまっているんだ」と人に話すと意外な人が音楽をやっていたことが判明したり、それによって新しい知識を教えてもらったりその人との関係を深めていくこともできます。

 

これはロンドンに来て学んだ一番大きなことです。

日本では少し難しいとは思います。友達もいて、会社での付き合いもありますし、お誘いただくと断りにくいですよね。

今のところ私は

・夜ご飯に行くのは金・土どちらかの週1回のみ(他の曜日は断る。代わりに習い事へ行く)

・お酒を飲まなくても一緒にいて楽しい人、尊敬してる人とだけ会う

というルールでいこうかと思っていますが。。

 

まだしばらくはロンドンにいるので、このお金の使い方をしっかり身に着けてから日本へ帰国しようと思います。